『小児障がいリハビリ塾』を受講して②
こんにちは。エミシア訪問鍼灸の朝倉です。
今日は5月16日に行いました小児障がいのリハビリ研修について書かせていただきます。
研修では小児障害の概論についての講義を受けさせていただきました。
小児障がいリハビリの講義を受けた理由
もともと小児疾患に対する鍼灸施術に興味がありましたが学校の授業で詳しく教えて頂く機会が少なく理解を深めることが出来ませんでした。そこで今回、小児障がいリハビリの講義をしていただく事になり少しでも小児疾患に対して鍼灸で出来ることがあればと思いこの講義に参加させていただきました。
研修で行った内容
・小児リハビリ概論
・運動発達と姿勢制御機構
・脳性麻痺概論
・重症心身障がい
講義を通して学んだ事
学生の頃は小児疾患の症状や原因などについては学びましたが、疾患に対してどの様にリハビリをしていくかを学ぶ事は少なかった為今回の講義を受けさせていただき小児障がいリハビリの難しさと考え方の理解が深まりました。
小児に対してのリハビリは大人と違い施術者の説明した事を素直に聞き入れて実践させる事は難しく、指先の細かい動きをさせたい時にただその動きをして下さいと説明するのではなく、その子供がどうしたら指先の細かい動作をしたくなるかを考えるとの事でした。
自動販売機でジュースを買う時に小銭を入れる動作は指先の細かい動きと前腕、上腕の動きを同時に出す事ができ、子供もジュースが欲しいので『いやいや』するのではなく、自ら進んでこの動きを出す事ができます。そのため常に施術者はどの動きをして欲しいのか、子供にその動きをどの様にして出してもらうのかを考える事が必要だと学びました。
今後について
今回は小児障がいリハビリの概論を行い、今後実際にリハビリの現場へ行き実技を含めた実習を行わせていただきます。
今回学べた事以外にも大切な事は多いと思うので現場の先生方のリハビリの見学と実技をさせて頂き、今後小児障がいの子供にリハビリ、施術ができるよう知識面、技術面でも自身の能力の向上を目指したいと考えております。