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円皮鍼

こんにちは、エミシア鍼灸接骨院の松島です。

 

だんだんと寒くなって秋になってきました。

 

今回は9月のイベントで行っている円皮鍼についてお話ししたいと思います。

 

円皮鍼とは、シールの上に0.3㎜~1.5㎜程の小さな鍼が付いているものです。

 

鍼が細く短いため、痛みもほとんどなく通常の鍼灸治療が苦手な方でも安心して施術を受けることができます。

 

持続的にツボに刺激を与えることで血行を良くし、自立神経のバランスを整えるなど、鍼と同じような効果が期待できます。

 

また、最近だとスポーツ障害にも、円皮鍼は効果があると言われています。

 

運動前のコンディショニングとして、つりそうな筋肉や、痛めたことのある部分に円皮鍼を貼ることにより、筋肉の緊張をほぐし、自律神経を整え、症状の悪化や筋痙攣を予防することが出来ると言われています。

 

しかも、円皮鍼は付けたまま運動をしても大丈夫なので、数多くのプロスポーツ選手が愛用しています。

 

鍼を貼る位置は、主に痛みがある場所やその痛みに関係するツボなどに貼っていきます。

 

例えば、

 

肩こり改善には、肩周辺のツボに貼るのがオススメになります。

 

風池(ふうち)天柱(てんちゅう)大椎(だいつい)肩井(けんい)厥陰兪(けついんゆ)など、首や背中など肩周辺のツボに貼ることで血行を良くして肩こりを改善していきます。

 

腰痛改善には、腰まわりと手の甲にあるツボがオススメです。

 

腎兪(じんゆ)大腸兪(だいちょうゆ)腰陽関(こしようかん)など、腰周りのツボや、手の甲にある腰腿点(ようたいてん)に貼っても効果的です。

 

このようにして、接骨院では鍼灸師がその患者様に適したツボに円皮鍼を選んでいきます。

 

もちろん、円皮鍼は自分自身に打つことも可能で、円皮鍼を貼ることによりその場合は痛み出ている場所に打っていくことが最も有効になってきます、

このようにして、誰でも使用が可能となりますが注意事項もあります。

 

貼りっぱなしは要注意!貼っていること忘れてしまうことも

肩や腰に円皮鍼を貼り、そのまま貼っていることを忘れてしまい、傷口が化膿してしまったケースがあります。また、知らないうちに円皮鍼が剥がれていしまい、落ちた円皮鍼を他の人が踏んでしまったり、小さなお子様が間違って口に入れてしまう恐れがあります。

 

使用後は鍼先をシールで包んでから可燃ごみに捨てましょう

円皮鍼は一度限りの使用です。使用したものは、他人にも自分にも再使用できません。

 

捨てる際は鍼が刺さると危ないので、鍼先をシールで包んでから捨てましょう。

 

また、シールや鍼先が破損したり汚れているものは、使用するのをやめましょう。貼った場所が赤くなったり、かぶれたりしたら直ちに使用を中止し、医師または鍼師の先生にご相談ください。

 

円皮鍼は誰でも気軽に使うことが出来ますが、貼る場所や使い方など分からないことが多くあると思います。

 

より効果的に円皮鍼を使うためには、鍼灸師の先生に症状を診てもらい、症状にあった治療をしながら、併用して円皮鍼を使われるといいと思います。

 

定期的に治療に通うことが難しい場合であっても、初めてご使用される際は、一度鍼灸師の先生への受診をオススメします。

 

まずはお近くの鍼灸師の先生にお気軽にご相談ください。

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※当サイトに掲載されている症状の改善に関して、発病時期や症状によって、個人差があります。全ての患者様の効果効能を保証するものではありませんのでご了承ください。