訪問鍼灸マッサージ 患者様インタビュー 22
【患者様の声】
経営していたビル管理の会社で、バリバリ第一線で働いている最中で突然の出来事でした。 21年12月 左肩と左腕に違和感を覚え、次第にシビレが強くなっていきました。 心配になり、かかりつけのクリニックに受診。そして、近くの総合病院へ紹介状を書いてもらい、MRI検査をしましたが脳に異常はなし。 しかし、その帰宅時に急に動けなくなって車から這って自宅に入るような状態に・・・。 「健康体」が自慢だった自分の体が全く言うことを利かず、横になっているのが精一杯でした。 MRI検査が金曜日だったので、月曜日になるのを待って再度、総合病院へ受診したところ即入院する事態になりました。 診断結果としては「脊髄梗塞」。 原因はハッキリしないものの、ピンピン動けていた体が数日にしてベッド上の生活に転落しました。 総合病院で点滴と薬物治療を受けて、リハビリ病院へ転院しリハビリに集中しました。 リハビリ病院での毎日を私は「日々、地獄のリハビリ」と名付けています(笑) 自宅に戻った後も、デイケアや自宅でのリハビリを続けています。 思い通りに体が動かせる健康だった日々が、どれだけ幸せだったか・・・。 そして、いわゆる【弱者】の立場になって、初めてその大変さに気づかされました。
【今日に至るまで】
退院後も継続しているリハビリに専念していますが、その反面に疲労が残りますので、マッサージを受けたいとケアマネジャーに相談していました。また、過去にギックリ腰を患ったときに鍼治療を受けて治った経験があったので、手足のシビレを少しでも和らげられる期待とケアマネさんからの提案もありエミシアの訪問鍼灸マッサージを受けてみることにしました。最初に担当してくれたマッサージの先生とは、麻雀が共通の趣味で会話も弾み、楽しく施術を受けていました。途中からは鍼灸の先生も担当してくれて、施術自体はもちろん、共通の会話ができることも日々の活力ですね。
【目標や大切にしていること】
今の状態になる前は精力的に仕事に励むことはもちろん、自宅の家事も家計も何でもやりました。(裁縫が得意で裾上げ程度なら自分でやりましたね◎)健康を自負していた自分が、まったく逆のほとんど動けない状態になって“できなくなった自分”がもどかしくとても悩みました。 しかし、リハビリに取り組んでいくうちに、「いつまでも心が折れた状態ではダメだ!少しでも希望をもっていこう!」と自分を奮い立たせるように、あえて前向きな意識を持つようにしました。 自宅に居るだけの時間が増えると、暗い気持ちになるかもしれないので、妻と週に一回はスタバに行って、オシャレな雰囲気を体感したり、いろんな刺激を受けています。そして自宅の部屋には、憧れのブランドやお洒落と感じる広告を貼って気分を高めるようにしています。 リハビリやトレーニングに励み、エミシアさんのマッサージや鍼灸で体と心を癒す日々の中で、今は一メートルでも長く歩けることが目標です。落ちていた筋力が増えたことで、体重も増えています。 そして「これまでより歩けるようになりましたね」と人から言われると素直にうれしいです。 第一線からは外れ不自由さは残りましたが、「働きすぎだ!休みなさい。そして残りの人生頑張りなさい!」と、お告げがあったのだと思います。 エミシアさんやリハビリの皆さんなど、周囲のサポートを受けながら負けることなく人生を楽しもうと思います。