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訪問鍼灸マッサージ 患者様インタビュー 09

約2年前からご訪問をしている、要介護4の80歳代女性にインタビューを行いました。
こちらの患者様は、7年前にアテローム血栓性脳梗塞を引き起こし、後遺症として、左上肢下肢麻痺が残ってしまいました。
高齢者福祉施設『真寿苑』にご入居されており、施設への訪問を行っています。

内容としては、全身のマッサージ・機能訓練(徒手自動・他動運動等)を行っております。
身体全体の筋肉の緊張・拘縮が顕著にみられることから施術時間は30分で、筋力低下の防止を第一目標に施術を行っています。

拘縮とは、病気などで身体や関節を動かす機会が減少した時に関節が固くなり、関節の動きを制限された状態のことを言います。

高齢で病気をされた方の多くは、寝たきりの時間が長くなることで身体活動量が大幅に減少することをきっかけに拘縮が発生し、筋力低下となり身体機能の維持が困難になります。こちらの患者様は、拘縮がありますが、現状車いすへの移乗や自走が出来ています。

今出来ていることを維持するために、特に腕や手指の筋力低下を防ぐ
筋力トレーニングも行っております。

施術中の会話で、最近の話だけでなく昔話をすることで認知機能の低下を防ぐといった簡単なコミュニケーション療法も取り入れております。(回想法)
回想法は、自分の過去について誰かに話をすることで、精神の安定をさせて認知機能の低下予防にも期待が持てると考えられています。

さらにマッサージで人のぬくもりも感じられるため、リラックス効果が倍増することで、施術後は落ち着いた気持ちでゆったりと生活が出来るよとお話をしてくれました。

今後もエミシアでは、施術で身体機能の維持のサポートを行うだけでなく、患者様一人一人に真摯に向き合い、心の安定や元気も与えられるような存在になれるように努めてまいります。

【施術者より】
左半身の麻痺と、全身の拘縮に対して、マッサージや機能訓練を行っております。特に左足には浮腫みや、季節問わずの冷えがあるため血行改善で重点的にマッサージをしております。

ご本人はお話しをすることが好きなので、施術中は常にコミュニケーションを取り、頭の回転の動きをよくするようにしています。

普段でも何もしないで、ぼーっとしている時間を減らすように声がけ等を行い、心身ともにサポートが出来るよう努めております。今後も、定期的な訪問で、出来ることをこの先も維持し続けられるような身体作りのお手伝いをさせて頂きたいと思います。

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※当サイトに掲載されている症状の改善に関して、発病時期や症状によって、個人差があります。全ての患者様の効果効能を保証するものではありませんのでご了承ください。