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訪問鍼灸マッサージ 患者様インタビュー 08

約1年4ヶ月ご訪問をしている、要支援2の70歳代男性にインタビューを行いました。
こちらの患者様は、約5年前に左被殻出血を引き起こし、後遺症として、右上下肢麻痺が残ってしまいました。

右上下肢麻痺だけではなく、身体全身に拘縮や筋緊張・張りが強く見受けられることから、こちらの方は30分の施術を行っております。(通常20分の施術となります。)

内容としては、全身のほぐし(マッサージ)・機能訓練(徒手自動・他動運動、立位・歩行訓練)です。

当社に依頼したきっかけとしては、以前は送迎付きの整体院に1時間のマッサージを利用していましたが、1時間という施術の長さと指圧の強さがご自身の身体の負担になったことと、機能維持を目的としたリハビリもやりたいとのことでした。

今では、30分という以前に比べたら短い時間の中で、マッサージと機能訓練を行っており、満足をしてサービスを利用いただけているそうです。

また、こちらの患者様は半身麻痺がありながらも、杖歩行が可能な身体状況となっております。そのため、今の歩行状況から悪化をさせないように、毎回の施術で様々な機能訓練と壁を使っての歩行訓練も欠かさず行っております。約10~15分程度の立位・歩行訓練ですが、施術者・ご本人ともに杖歩行が変わらず出来ているというところで、機能維持がしっかりと出来ていると実感していただいております。

当社では、マッサージや鍼灸施術に加え、機能訓練を施術プランの中に追加をして施術を行っている方が多くいらっしゃいます。
「一人で、リビングのソファーまでは今まで通り歩けるようにしてほしい。」、「移乗の介助がもう少し楽になるように、足腰の筋力を上げてほしい。」、「自分でこのまま排便が出来るようにしてあげたい。」など、ご本人からだけでなく、ご家族やケアマネジャー様からのご希望など、介護・医療・生活目標は様々です。
まずは痛みのない体をマッサージや鍼灸施術で作り、その方の各目標に合った機能訓練のプランを作成し、施術を行ってまいります。
機能訓練を行いながら、現状の身体機能の維持を目標に考えているご利用者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談下さい。

【施術者より】
右片麻痺による右上肢下肢の痙縮、関節の拘縮等の軽減を目的として、頸部、肩甲骨周囲、背腰部、股関節周囲等に関連した部位のマッサージ・筋力低下防止の運動を行い、生活の中で右半身をカバーしている左手足のケアも一緒に拝見しています。ご本人は、左手で字を書くなど、利き手を交換し大変な努力をされており日常生活を上手に過ごしていらっしゃるので、現状維持を目標に少しでも向上出来るようお手伝いさせて頂きたいと思います。

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※当サイトに掲載されている症状の改善に関して、発病時期や症状によって、個人差があります。全ての患者様の効果効能を保証するものではありませんのでご了承ください。