高齢者にエアコンを つけてもらうには どう言えばいい?
2021年5月~9月の熱中症に関する総務省の発表によれば、緊急搬送された人の半数以上が高齢者であり、その発生場所のうち「住居」が3割以上を占めていることが分かりました。このような背景から、住居での熱中症対策としてエアコンの使用が推奨されています。しかし、様々な理由から高齢者の中にはエアコンをつけない方もいらっしゃるのが現状です。
高齢者がエアコンをつけたがらない理由は暑さを感じづらくなっている可能性が...
高齢者がエアコンをつけたがらない理由の1つには、皮膚の感覚や内臓の機能の低下です。暑さを感じにくくなるため、気温に合わない服装をしていることも。また、体温調節が難しく、熱中症になりやすい可能性も。エミシアでは高齢者宅への訪問経験から、これらに気を配る必要を感じています。
高齢者に向けて「いつまでも元気でいてほしいからエアコンをつけてほしい」という願いを込めた声掛けで、エアコンの重要性を理解してもらいましょう。これらの取り組みを通じて、高齢者のエアコン利用をサポートし、暑さが落ち着く時期まで熱中症対策に貢献していきましょう。