睡眠の質
こんにちは、エミシア訪問鍼灸の朝倉です。
今回は睡眠について書かせていただきます!!
スタンフォード式 最高の睡眠
私が最近読んだ「スタンフォード式 最高の睡眠」という本で睡眠の大切さや、質の良い睡眠を取る事のメリットなどが書かれていたので一部紹介したいと思います!!
今、コロナウイルスがとても流行しており大変な時期ですが、睡眠が免疫力の向上に関与していると分かっています。
ただし、これには「質」の良い睡眠を取ることが大切です!!
《はじめに著者について》
この本の著者である西野精治氏はスタンフォード大学医学部精神医学教授であり、スタンフォード睡眠・生体リズム研究所所長を務めている方です。
質の良い睡眠を取る事のメリット
《質の良い睡眠を取る事のメリット》
・免疫力の向上
・パフォーマンスの向上
睡眠によって免疫力が向上するのは嬉しいですね!!
《睡眠負債のデメリット》
・肥満
・糖尿病
・高血圧
・認知症
睡眠負債とは、寝むれていない時間の蓄積の事です。
よく、最近寝むれていないから休みの日に寝溜めをする。という人がいますがしっかりと睡眠が取れていないという事になります。寝溜めしても、寝むれていないという負債は消えません!!
これが蓄積する事によって、上記の様な症状、疾患になるリスクが高くなります!!
※睡眠はたくさん取れば良いという訳ではありません!量より質です!!
レム睡眠、ノンレム睡眠の概念
Rapid(急速)
Eye(眼球)
Movement(運動)
上記の頭文字を取ってレム睡眠と言い、寝ているときに眼球が動いている浅い睡眠のことを言います。
その反対にノンレム睡眠があり、深い睡眠の事を指します。
寝ている間にノンレム睡眠とレム睡眠が90分毎の周期として変化します。
睡眠の質を高める方法
それでは、本に書かれている一番重要なところである睡眠の質を高める方法について説明したいと思います!
ここでは①寝る時、②起きる時の2つに分けて書いていきます!
①寝る時
・お風呂は寝る90分前に
・湯船に浸かる(15分)
・寝る前は靴下を履かない
・寝る前の考え事や携帯の使用はNG
睡眠に大切なのはノンレム睡眠(深い睡眠)の質を高める事です。
人は、深部体温と皮膚温が近くなった時に眠気を感じます。そのため、寝る前は深部体温を一時的に上げ、その後自然に体温が下がるのを待つ必要があります。
はじめに体温を上げるためお風呂に浸かる事が大切です!!冬以外はつからない人が多いのではないでしょうか?夏はシャワーで済ます…というのは好ましくありません!!
しっかりとお風呂に浸かって下さい!15分で大丈夫です!
15分湯船に浸かれば、深部体温は上昇し90分後には睡眠がとりやすい体温にまで下がります!
冷え性の方は寝るときにも靴下を履きたいと思いますが、体温を下げるときに手のひらや足の裏から放熱し体温を下げるため、寝るときには靴下は脱いた方が良いです!
②起きる時
起きるときにはレム睡眠とノンレム睡眠の間に起きると、気持ちよく起きる事ができます!!
ノンレム睡眠(深い睡眠)の時に起きるのはNG!!
オススメのアラームのかけ方
アラームは2回かけます。
1回目のアラームは音は小さく時間は短く鳴らします。
そして20分後、2回目アラームをかけます。音は大きくかけます。
※1回目のアラームの時、ノンレム睡眠だったとしても、小さい音なので起きないので大丈夫です!
もしレム睡眠でしたら、この1回目で起きる事ができます!
先述では、ノンレム睡眠とレム睡眠は90分毎に変化すると言いましたが時間が経つにつれこの周期は短くなり、起きるときには20分毎の周期になります。
そのため、2回目のアラームは20分後となります!
最後に
睡眠の質を高めることで免疫力の向上など、さまざまな効果があるとされています。
寝つきが悪い、眠りが浅い…など睡眠に対して悩みがある方もそうでない方も是非試してみて下さい!!!