訪問鍼灸マッサージ 患者様インタビュー 14
約二年半前に突然の脳梗塞に見舞われ、右半身に麻痺を抱えている状況となりました。その後、今年の初めには大腿骨の骨折という厳しい状況に直面し、辛い日々を過ごされていらっしゃいました。
心身のリラックスと筋肉のほぐしを目指して、マッサージを10分間行います。ここで、疲れた筋肉をほぐすことで、体のコンディションを整え、日常生活におけるストレスを軽減します。機能訓練では、ベッド上での抵抗運動、立位訓練、歩行訓練などを行い、患者様の体力や筋力を向上させることを目指します。これにより、日常生活での動作や移動がスムーズになります。
ベッド上での抵抗運動、立位訓練、歩行訓練と10分間でかなりハードな機能訓練をこなしていると思いますが、内容には満足されていますか?
私はこれくらいの機能訓練を受けないと、体の改善が得られないと思っているんです。先生がいつも私をしっかりと支えてくれるから安心して受けることができています。以前は手に力を入れると体が固まってしまっていたんですが、今では驚くほど力が抜けるようになりました。それは、エミシアさんの施術のおかげだと思っています。エミシアさんが入っていることで、体の状態を維持できていると感じているんです。だから、これからもずっと先生にお願いしたいと思っています。先生のおかげで、以前よりも健康で快適な生活を送れるようになりました。これからも先生と協力して、更なる改善を目指していきたいと思っています。
私は塗り絵をする事が好きです。2年半前に脳梗塞を発症し、その後デイサービスで塗り絵を始めることを提案されました。孫が色鉛筆を買ってきて、それがきっかけで始めたんですよ。利き手の右手がうまく動かなくなったので、左手で描くしかなかったんですけどね。
塗り絵のどんなところがお好きですか?
私は塗り絵をする事が好きです。2年半前に脳梗塞を発症し、その後デイサービスで塗り絵を始めることを提案されました。孫が色鉛筆を買ってきて、それがきっかけで始めたんですよ。利き手の右手がうまく動かなくなったので、左手で描くしかなかったんですけどね。実は、絵を描くことにはかなりの集中力を使うので、体の痛みや嫌なことを考えることなく、心を静めることができるんですよ。特に後遺症が残ってすぐの頃は、トイレに行くときにヨチヨチ歩きでしか行けないことに対して、何故だろうと思うことが多かったんです。でも今では、現状の身体の状態を受け入れているから、心穏やかに過ごせています。絵を描くと、そういった悩みを忘れることができるんですよ。
【施術者より】
今年の初めに転んでしまい、3カ月の入院を経験しました。その後、自立歩行を目指して新しい目標と訓練内容を患者様と再設定しました。足腰の筋力維持のため、機能訓練に重点を置いています。もともとゴルフをされていた患者様は体力や身体の使い方が素晴らしく、日々の成長に感動しています。目標は杖なしの自立歩行。いずれはパターゴルフ程度なら嗜めるようになっていただきたいという思いを秘めながら、日々向き合っています。