訪問マッサージの付加価値
こんにちは、エミシア訪問マッサージ浜松エリア担当の神戸です。
私の現在の訪問先の多くは特別養護老人ホームの利用者様で、女性が殆どです。
以前私が高齢者施設に勤めていて思ったことは、女性はおしゃべりで、男性は無口だということ。そこから、女性の健康にはおしゃべりが出来る環境が大切だと思うようになりました。(このことに当てはまらない方もみえます)
施設を訪問すると、待ってましたとばかりに次々と楽しい話をしてこられる方もいれば、こちらからの話しかけをきっかけに溜め込まれているストレスを吐き出すように辛い思いを話される方もいます。
施設の職員さんとの会話、他の利用者さんとの会話、面会に来られる家族との会話、訪問マッサージのスタッフとの会話。相手によって話す内容も変わるでしょうが、訪問マッサージのスタッフとの会話は、患者様にとって貴重で楽しみな時間となっているのではないかと思っています。それは介護職員時代の経験として、多忙な業務から利用者様とゆっくり会話をする時間が持てなくて申し訳ない気持ちになることが多々あったことによる思いからです。「〇〇さん、マッサージに来ましたよ!」の言葉に毎回笑顔で迎えていただいていますが、案外施術以外を楽しみにされているのかもしれないと思ったりしています。
何はともあれ、ストレスは万病の元です。川は流れていれば水はきれいな状態を維持できますが、流れが遅くなったり止まったりすれば水が汚れてくるように、気持ちも同じで、悩み事や考え事がずっと頭から離れなくなるとやはり血流が悪化して病気の元を作ってしまいます。こだわり過ぎずに流していくことが大切です。20分の短い施術時間の間のおしゃべりかもしれませんが、患者様の気持ちに流れを作る一助になっている、それが訪問マッサージの付加価値だと思っています。