浮腫み
こんにちは、エミシア鍼灸接骨院の松島です。
8月も終わりになりますが、今年もまだまだ残暑が続き日中暑い日が続きそうですね。
暑い日についつい長時間冷房のかかった部屋や、冷たい飲食物ばかりとってはいませんか?
実は夏は浮腫みが一番起きやすい季節なのです。
なので、今回は浮腫みについてお話ししたいと思います。
まず、浮腫みとは何か?
むくみとは、簡単に言うと「余分な水分などが皮膚の下に溜まった状態」のこと。
私たちの体内の水分は代謝によって一定量に調整されています。
この水分代謝がうまくいかないことによって、水が溜まるとむくみとなるのです。
むくみは血行不良や冷えとも関係が深く、むくみをケアせずに放置するということは、血行不良や冷えも改善されずに放置されてしまうかもしれません。
すると、さらにむくみやすくなり、冷えやすくなりと悪循環が生じます。そして、むくみやすく冷えやすくなった体は、脂肪(セルライト)を溜めやすくなるなど、さらなる悪循環に陥ることも。
セルライトは通常の皮下脂肪と同じものとされています。そのため、基本的には運動やカロリー制限で落とすことが可能ですが、ため込んでしまった脂肪を落とすことは簡単ではありません。
セルライトが蓄積されると、脂肪で圧迫された血液の流れはさらに悪くなります。加えて、脂肪は一度冷えてしまうと温まりにくいという性質があります。こうして脂肪はさらなる冷えを招き、むくみの原因となっていきます。
なので、浮腫みをそのまま放置するとなかなか治らない悪循環をうむのです。
むくみをため込まないためには、これらのことがいわれています。
■適度な水分補給
水分を必要以上に摂取すると体内の水分量が増え、むくみの原因となります。逆に水分が不足しても、必要な水分を維持しようと体内に水分をため込むため、むくみの原因となってしまいます。水分はとり過ぎても控え過ぎてもむくみの原因となるため、適度な水分補給を心がけましょう。
■塩分の過剰摂取に注意
塩分を過剰に摂取すると、体内の塩分濃度が高くなります。これを薄めようとして、水分の排出は妨げられ、体内に水分をため込もうとします。また、塩分の多い食事は、水分の過剰摂取にもつながります。
このように、塩分の過剰摂取は、水分を体内にため込む要因になるため、むくみの原因になります。厚生労働省では、成人が最低限必要な食塩量(汗をかく運動や労働時は除く)は、1.5g/日と公表しています。適度な塩分摂取を心がけましょう。
厚生労働省HP:「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書
■弾性ストッキングの使用
弾圧ストッキングは、足に適度な圧力をかけることで、ポンプ作用を手助けし、静脈の血流やリンパ液の流れを促進して、むくみを予防します。医療用のものが理想的ですが、薬局などで購入できる着圧ソックスやスポーツ用のものなどでも、似たような効果が期待できます。
しかし、なかなか自分でケアするのには時間も労力もかかりなかなかできないという方には楽トレがおススメです。
楽トレにより、インナーマッスルを強化してあげることにより、ただむくみがとれるだけでなく、内側の筋肉が安定し自然と基礎代謝も向上痩せやすく太りにくい身体になり、内側の筋肉がつくことにより腰痛や膝痛を改善することも可能となってくるのです。
夏の浮腫みを秋冬に残さないように、これらの方法をぜひ試してみてください。